高齢者の金融資産が狙われる

個人金融資産のうち、6割を高齢者が所有しています。
貯金、退職金などに加え、年金もありますので平均貯金額は2000万円程度です。
この金融資産は非常に狙われやすくなっています。
金融業界は高齢者の資産を貯金から投資へと促そうとしています。
介護業界は有料老人ホームを勧めています。
深刻なのが詐欺などです。
高齢者は貯金があるものの年金による収入は少ないため、将来について経済的に不安を感じていることが少なくありません。
そこに付け込んで、詐欺が発生するのです。
たとえば無関係の未公開株を売りつけようとしたり、海外投資で高額な手数料を騙し取ったりします。
貯金額が大きいのも特徴です。
また、一度引っかかると裏業界のカモリストに載ってしまうため、注意が必要です。